LIVゴルフが、自分たちの大会に世界ランキング算出のためのポイントを付与してもらうため、MENAと戦略的同盟を結んだという話は10月7日のブログでお伝えしました。
https://worldgolfinformation.com/2022/10/07/
LIVゴルフの初戦ロンドン大会から出場していた日本人選手谷原は、4戦目の大会から出場者48名から名前が消えていましたが、先週おこなわれた第6戦バンコク大会に再出場することは10月6日のブログに書きました。
https://worldgolfinformation.com/2022/10/06/
6日のブログの中で、谷原は6戦・7戦に出場し、たとえ最下位終わっても1試合12万ドルを手にすることにも触れました。
しかし、新事実が報道されています。「第7戦のバンコク大会でLIVゴルフは、世界ゴルフランキングを統括する組織OWGRからの要請をうけ、世界ランキングポイント付与の対象条件を満たすため、2日目終了後に予選カットを導入しようとした。しかし、最下位の43位の位置に5人の選手が並んだため(選手ひとり棄権)、カット導入を見送った。」
しかし、今週サウジアラビアのジェッダで開催される第8戦では、間違いなく2日目終了後に予選カットが実施されると報道されています。
第6戦のバンコク大会に出場し、本当に最下位に終わった谷原は12万1千ドルを手にしました。今週の第7戦に出場し、また最下位の成績でも12万ドルを手にすることができると考えていた谷原の算段が狂うことになります。
谷原選手には大変申し訳ありませんが、彼から勝利へのこだわりというか、ひとつでも上の順位で終わりたいという強い気持ちがまったく伝わってきません。LIVゴルフで初めて導入される予選カットの憂き目にあって、賞金をもらえずにサウジアラビアをあとにするようなことにならないことを祈ってやみません。