いよいよ米PGAツアー「ZOZO選手権」の最終日が今日始まります。このブログを書いているのは午前9時で、まだ選手はスタートをしていません。上位の選手について少し触れてみたいと思います。
最終日を首位でスタートするのは、リッキー ファウラー(33歳)です。日本人のおじいさんがいる彼は、Yutaka(豊)というミドルネームを持っています。サッカーやバスケットボールのプロ選手はふつうにタツゥー(入れ墨)を入れていますが、タツゥーはゴルフ界ではめずらしい習慣です。しかし、ファウラーは腕に豊の文字とオリンピングの五輪マークの入れ墨を入れています。
五輪マークは、自分のアイデンティティの4分の1が日本人であるため、日本で開催される「2020東京オリンピック(開催は2021年)」へ出場したいという強い希望をこめて彫ったといわれていますが、残念ながらアメリカ代表にはなれませんでした。もし、今日優勝を決めることができれば、おじいさんの祖国で優勝するという夢がかなうことになるのかもしれませんし、米PGAツアーでは約2年半ぶりの優勝になります。
首位から1打差の2位からスタートするのはアメリカ人キーガン ブラッドリー(36歳)です。現在世界ランキングが44位で、2011年に「全米プロ選手権」を制して、メジャータイトルを手にした後、米ツアーで2勝をあげているベテラン選手です。彼のおばさんもプロゴルファーで、パット ブラッドリーといい、ゴルフ殿堂入りを果たしています。
2位に1打差の3位からスタートするのはアメリカ人のアンドリュー パットナム(33歳)です。2018年に米ツアーで1勝の実績があり、現在は世界ランキング43位の選手です。先週の米PGAツアーの大会では12位タイに入っています。
首位から4打差の4位にいるのは、ノルウェー人のビクター ホブランド(25歳)です。現在世界ランキングは11位の選手で、オクラホマ大学の学生だった2018年には「全米アマ」のタイトルをとり、まだ25歳ながらすでに米PGAツアーで3勝、DPワールドツアー(旧欧州ツアー)で2勝あげています。
わたしの大胆予想ではビクターホブランドが優勝です。25歳という若さで4打差をもろともせずに追い上げて、見事栄冠を手にするのではないかと、、、、、
さて、どうなるでしょうか?