キーガン ブラッドリー(36歳)が優勝し、リッキー ファウラー(33歳)が2位となった「ZOZO選手権」に出場した日本人選手の成績と世界ランキングがどう動いたのか見ていきます。
日本人選手で一番の成績をあげたのは、中島啓太と久常涼で12位タイでした。次に、16位タイに小平智と堀川未来夢、36位タイに比嘉一貴、40位松山英樹、53位タイに金谷拓実、桂川有人、59位に星野陸也 という成績でした。
この大会でそれぞれの選手の世界ランキングが先週からどうなったかを見てみます。
中島 354位から311位 獲得ポイント 3.3346
久常 213位から199位 3.3346
小平 343位から320位 2.3538
堀川 167位から161位 2.3538
比嘉 84位変わらず 1.1769
松山 19位変わらず 1.0357
金谷 147位から152位 0.612
桂川 102位から103位 0.612
星野 125位から127位 0.467
しばらくの間米PGAツアーで活躍する姿が見られるのは松山英樹だけです。ちなみにDPワールドツアー(旧欧州ツアー)のツアーカードを持ちプレーしている川村昌弘の世界ランキングは267位です。
優勝したキーガン ブラッドリーは、31.385ポイント獲得し、世界ランキングを44位から23位に上げました。50位以内にいれば4大メジャー大会への出場資格を得ることができるので、安定した順位をキープすることができました。
優勝に惜しくも手が届かなかったリッキー ファウラーは、昨年まで調子が下降状態でランキングを185位まで落としました。スイングコーチをかえ、クラブを変え、キャディーもかえて臨んだ今シーズンは、開幕戦「フォーティネット選手権」で6位タイと好成績をおさめました。さらに「ZOZO選手権」で2位に入ったので、ランキングを160位から106位まで順位をあげてきました。リッキーの復活を期待しましょう。