ローリー マキロイ優勝

今週の米PGAツアー「CJカップ」はローリー マキロイが優勝して幕を閉じました。マキロイはこの大会で連覇を果し、米ツアー通算23勝目を飾りました。

「CJカップ」は韓国企業がタイトルスポンサーの大会で、もともとは韓国のリゾートアイランド チェジュ島で開催されていましたが、コロナの感染拡大のため2020年の大会からアメリカ本土で、毎年コースを変えながらおこなわれ、今年が3回目の大会となりました。

マキロイはこの大会の優勝で世界ランキング1位の座への返り咲きをはたし、このブログの顔になってもらっているので、わたしとしてもうれしい限りです。

20歳で米PGAツアー2勝めをあげたトム キムは、マキロイと予選ラウンドを一緒に回り、最終成績11位タイと上位でフィニッシュしています。もうひとり予選2日間を一緒に回ったリッキー ファウラーは、松山と同じ34位タイでした。

「CJカップ」最終日、マキロイと優勝を争ったカート キタヤマは、日本人にルーツがありそうですが、アメリカカリフォルニアで生まれで、ネバダ ラスベガス大学を卒業してプロになった29歳のアメリカ国籍の選手です。コリン モリカワ同様に日本語は話せません。

キタガワはDPワールドツアー(旧欧州ツアー)で2勝の実績がありますが、米PGAツアーではまだ優勝経験がありません。しかし、ことし5月の「メキシコオープン」で2位タイ、7月の「スコットランドオープン」で2位と、最近の試合で優勝争いに絡みはじめてきているので、近いうちに1勝目が期待できるかもしれません。

キタガワは身長170センチと小柄な選手ですが、米ツアーでドライバーの平均飛距離が312.1ヤードで37位と、飛距離が出る選手です。その豪快なスイングをご覧ください。

最後にマキロイのウィニングパットです。パーパットをはずし、ボギーパットをタップインしての優勝なので、喜びの表現はかなり控えめとなっています。

米PGAツアーは来週以降しばらく大きな大会がないので、トッププロが今度顔を見せるのは、12月1日からの「ヒーロー ワールドチャレンジ」となります。