日本で開催された米PGAツアー「ZOZO選手権」では最後まで優勝争いを演じ、惜しくも1打差の2位タイに終わったリッキー ファウラー(33歳)がLIVゴルフへ移籍するという情報がSNSで流れています。
米PGAツアーが新シーズンをむかえ、ファウラーは開幕戦の「フォーティネット選手権」で6位に入り、第3戦目の「ZOZO」で2位タイと明らかに復調のきざしを見せていました。最悪時には184位まで落とした世界ランキングを、先週の「CJカップ」で34位タイに入って102位まで戻してきていました。今後もPGAツアーの大会で活躍し、2019年の「フェニックス オープン」以来となる優勝を期待されていましたが、非常に残念です。
ファウラーがLIVゴルフと結んだのは、4年契約で総額8500万ドル(127億5000万円、1ドル150円換算)と言われています。
先日LIVゴルフ側が、LIVゴルフ所属選手に世界ランキングポイントが付与されず、ランキングを徐々に落としてメジャー大会へ出場する機会がなくなっていくようであれば、「自分たちでメジャー大会を創っていく」と発言しました。
これは相当な批判を浴び、発言は撤回されましたが、LIVゴルフにかなりのダメージを与えました。今回非常に人気があってまだ若いファウラーを獲得することで、巻き返しを図ったように思えます。
まだまだ、LIVゴルフと米PGAツアーのバトルは続きます。