今日からタイのアマタ スプリングCCで、「アジア パシフィック アマチュア選手権(男子)」が始まります。4日間の大会で72ホールをプレーし、36ホール終了後に予選カットがおこなわれ、50位までの選手が決勝ラウンドに進出します。
昨年は、中島啓太が優勝を取りにいって見事勝ち切ったすばらしい大会でしたが、過去には2010年、2011年に松山英樹が連続優勝し、2018年には金谷拓実が優勝しています。
今年の大会には7名の日本人選手が出場しますが、蝉川泰果(セミカワタイガ)選手の名が見えません。蝉川選手は先週の日本のナショナルオープン「日本オープン」でアマチュアとして優勝し、史上初となる日本のツアー競技アマチュア2勝目を達成しました。
蝉川は現在アマチュア世界ゴルフランキング1位のポジションにいるので、「アジアパシフィックアマチュア選手権」への出場資格を1番最初に満たしている選手なのに出場していません。自分のほうから辞退する何か理由があったのでしょうか?出場すれば、間違いなく優勝候補筆頭となるはずでした。
今回注目の選手は、開催国タイのラトチャノン チャンタナヌワット(ニックネーム:TK)という15歳の選手です。ことし5月のアジアンツアーの大会に15歳の若さで優勝しました。現在アマチュア世界ランキングで12位につけています。
この大会で優勝した選手には、来年4月の「マスターズ」、7月の「全英オープン」へ出場することができ、世界へ羽ばたく好機となります。