今週の米PGAツアー「ワールドワイドテクノロジー選手権」に出場し、3日目を終えて11アンダー、16位タイにつけているコリンモリカワ(25歳)がパッティングコーチについた(師事した)というニュースが報道されています。
モリカワはカリフォルニア大学バークレー校を2019年に卒業してプロになり、その年にすぐ米PGAツアー「パラクーダ選手権」で初優勝を遂げました。翌年にはメジャー大会「全米プロ選手権」で勝ち、その翌年の「全英オープン」でも優勝し、あっという間にトッププロの仲間入りを果しました。彼は世界ランキングを2位にまで上げましたが、今年は優勝がなく、ランキング順位を徐々に落とし現在は9位の位置にいます。
モリカワと言えば、ショットメーカーという呼び名がふさわしく、グリーンを狙ってベタピンにつけるアイアンショットの正確性が持ち味の選手です。しかし、最近はパットが決まらず、ストロークゲイン:パッティングがツアー選手中202位と大きく低迷しています。
そこで、シェーン ロウリー、ミト ペレイラ、ワッキー ニーマンらが指導を受けているパッティングコーチのスティーブン スウィーニーにつくことになりました。モリカワはこれまでパッティングコーチに一度もついたことがなく、今までパットを感覚だけで打ってきました。
スウィーニーは、「彼にはパットを練習するときの基本を身に着けてほしい。それがあれば、パットの調子が悪いときにそこへ立ち返ることができる。もちろんドライバーやアイアンのスイングに関してはすでに身に着けているが、パットに関しては今まで持ち合わせていなかった。」とコメントしています。
今後のモリカワのパッティングに注目です。