南半球に位置し、季節が逆のオーストラリア・ベルボルンではナショナルオープンである「全豪オープン」が開催されており、きょうから決勝ラウンドが始まる。
今年の「全豪オープン」はゴルフ史上初めてとなる試合形式でおこなわれている。「全豪男子・女子オープン」として、男女の選手が同時に、同じ2つのコースを使って競技をおこない、男子の組と女子の組が交互に1番と10番ティーよりスタートしていく。
2日目終了後に男女とも予選カットがおこなわれて約70人に絞られ、3日目終了時にもう一度カットがおこなわれ、男女とも約30名が最終日に1つのコースでプレーする。そして、男女の優勝賞金も同じ金額、順位別の賞金もまったく同じに設定されている。
2日目を終えて、男子部門で首位に立ったのはアダム スコット。女子の部は同じくオーストラリア人のハナ グリーン。ともにメジャータイトル保持者である。日本人選手で上位に入っているのは、女子の部で首位と5打差の7位タイにつけている吉田優利。男子の部では久常涼が20位タイの位置にいる。金谷拓実は31位タイ。アマチュアの岡田晃平は49位タイ、川村昌弘は予選落ち。