DPワールドツアーから米PGAツアーへ

昨日のこのブログで、日本男子ゴルフツアーの賞金ランキング上位3名に、先月から始まっているDPワールドツアー2022-23(旧欧州ツアー)のツアーカードが与えられることを書きました。

また、米PGAツアーはDPワールドツアーのシーズンを通して競われるランキングポイント(Race to Dubai)獲得上位10名に対して、米PGAツアーカードを与えると発表しています。

なので、賞金ランキング上位3名の比嘉一貴、星野陸也、岩崎亜久竜は、これからプレーするDPワールドツアーでポイントランキング上位10位以内に入れば、翌シーズンは米PGAツアーでプレーすることが可能になります。

DPワールドツアーでシーズン終了時に10位以内に入るためには、最低でも1勝は必要でしょう。2勝すればほぼ間違いないでしょうが、1勝プラス数回5位以内、10位以内に入る成績をおさめなくてはなりません。なので、これもかなり険しい道です。

これまで、DPワールドツアーで優勝したことがあるのは青木功選手だけで、1983年の「パナソニック欧州オープン」で1勝をあげています。もし、比嘉選手たちのひとりが優勝すれば、40年ぶりの快挙となります。

ひと足先に、DPワールドツアーのツアーカードを獲得した久常涼は、今週南アフリカで開催される「ダンヒル選手権」に出場します。デビュー戦となった「全豪プロ選手権」で2位タイ、先週の「全豪オープン」では31位タイと上々の滑り出しです。

DPワールドツアーは、今年初めて日本でトーナメントを開催します。来年4月20日から茨木県小美玉市で始まる「ISPS HANDA選手権」で、どういった選手が出場するのかとても楽しみです。