今週南アフリカで開催されているDPワールドツアー(旧欧州ツアー)の「モーリティアス オープン」は予選ラウンドの2日間のプレーが終わった。「モーリティアス オープン」はDPワールドツアーの2022年最後となる大会である。
日本人の久常涼が出場していたが、予選カットラインに10打足りない146位タイの成績で予選落ちを喫した。初日、2日目ともに5オーバー77のスコアで、とくに15番と17番のパー3のホールは、2日間2ホールともダブルボギーを叩いており、よっぽど苦手なホールだったようだ。
久常は11月にDPワールドツアーのQTに合格し、ツアーカードを手にいれた。初戦となった「全豪プロ選手権」でいきなり2位タイに入り、その翌週の「全豪オープン」では31位タイ、先週の「ダンヒル選手権」で26位タイと順調な滑り出しをみせていたが、この大会で今季ツアー初となる予選落ちを記録した。
久常のこれまで3大会の獲得賞金合計は、136,075ユーロ(19,730、875円、1ユーロ145円換算)に達した。DPワールドツアーは「モーリティアス オープン」のあとクリスマス休暇となり、来年は1月13日からアラブ首長国連邦のアブダビで「ヒーローカップ」がスタートする。来年も久常の活躍に期待したい。