DPワールドツアーの結果

12月11日に最終日を迎えたDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の大会「ダンヒル選手権」は南アフリカで開催され、南アフリカ人のオキー ストリダム(37歳)がツアー初優勝を果たした。

 ゴルフチャンネルのウェブサイトから

ストリダムは世界ランキングが384位の選手で、世界的にはほぼ無名の選手だが、これまでにDPワールドツアーの大会で19回も2位になっており、今回ようやく栄冠を手にした。

何度も何度も2位になりながら、どうしても優勝に手が届かない選手はけっこう耳にするが、さすがに19回も2位に終わったあとで優勝した選手というのは聞かない。もう優勝することはできないのかもしれないという疑念と心のなかで闘いながらも、あきらめないでプレーを続けてきたことに、勝負の女神が根負けして微笑んでくれたようだ。

2位に甘んじて初優勝まで遠かった選手はその後ブレークすることが多いので、今後のストリダム選手の活躍に期待したい。

なお、この大会に日本人として唯一出場していた久常涼(20歳)は、最終日5アンダーのスコアで盛り返し、26位タイのスコアで大会を終えた。