世界ランキング1位の座

今週始まる米PGAツアーの「セントリー トーナメント」に、現在世界ランキング1位のローリー マキロイが欠場することは、1月2日のブログで書きました。

セントリートーナメントには、2022年に開催された大会で優勝した選手と昨シーズンの米PGAツアー最終戦「ツアー選手権(8月開催)」まで残った30名の選手に出場資格があり、39名の選手が出場します。

その中には、現在の世界ランキング20位までの選手のうち17名が含まれており、各順位に与えられるランキング算出のためのポイントも非常に大きくなり、優勝者に与えられるポイントは37.68です。

現在、マキロイについで世界ランキング2位のスコッティー シェフラーはこの大会に出場する予定で、もし彼が3位以内に入ればマキロイを追い抜いて再び1位の座につくことになります。

あるプロゴルファーがどれくらいすごい選手なのか評価するとき、さまざまな評価基準があります。その中で主要なものの1つは、米PGAツアーでどれだけ勝ったか? この通算最多記録は、タイガー ウッズとサム スニードが82勝でタイトルを分け合っています。

2つめは4つのメジャー大会で何勝をあげたか?こちらはジャック ニクラウスがトップで18勝、タイガーウッズが15勝で2番手につけています。ちなみに3位は11勝したウォルター ヘーゲン。

3つめは、1986年から始まった世界ゴルフランキングの1位の座にどれくらい長く君臨したか?通算で在位した週の多さで評価されます。1位は683週のダントツでタイガーウッズ、2位は331週でグレッグ ノーマン、3位は135週のダスティン ジョンソン、マキロイは4位に顔をだし116週。

マキロイとしては、仮にシェフラーに1位の座を奪われたとしても、たいした問題ではないでしょう。まだ2023年が始まったばかりで焦ることもないし、本格的にシーズンがはじまるのは「マスターズ」からです。メジャー5勝目に向けてまい進してほしいと願っています。