先週のアジアンツアーは、DPワールドツアー(旧欧州ツアー)から移った大きな大会「サウジ インターナショナル」が開催された。結果については6日のブログご一読を。
2023年2月6日 | 海外ゴルフ最新情報 (worldgolfinformation.com)
今週はサウジアラビアの隣国オマーンで、「インターナショナルシリーズ オマーン」が開催されている。アジアンツアーはサウジアラビアの国営ファンドによって昨年買収されたので、先週の大きな大会「サウジインターナショナル」には、LIVゴルフの主力選手が多数出場した。しかし、今週の大会にはLIV選手の出場は少数にとどまっている。
そんな中で2日間の予選ラウンドを終え、初日69、2日目71の4アンダーで首位に立ったのは金谷拓実。そして一打差の2位には今季からDPワールドツアーでプレーしている久常涼だった。
金谷は一昨年末の時点で世界ランキング50位以内にいたため、昨年は海外の大会に出場するチャンスを得たが、マスターズ、全米プロ選手権、全英オープンで予選落ちするなど、まったく結果を残せずに、今週の世界ランキングでは169位まで順位を後退させている。
この二人の脅威となるのは、首位と2打差の3位タイにつけているチリ人ワッキー ニーマン(Joaquin Niemann, 24歳)である。すでに米ツアーで2勝をあげている選手で、昨年LIVゴルフに移籍した。いまでも世界ランキングは23位の位置にいる。
また、首位と3打差、7位タイにいるアメリカ人アンディー オグレトリー(24歳)もあなどれない。2019年の「全米アマ」をジョージア工科大学の4年生のときに優勝した逸材で、昨年11月のアジアンツアーの大会でも1勝している。
金谷、久常以外の日本人選手の成績は以下のとおり
12位タイ 木下稜介
18位タイ 比嘉一貴
23位タイ 稲盛佑貴、大槻智春
33位タイ 香妻陣一郎
57位タイ 谷原秀人、堀川未来夢
岩田寛 予選落ち