今週のDPワールドツアー(旧欧州ツアー)は、インドのニューデリーで「インドオープン」が開催されている。国の名を冠した大会で「ナショナルオープン」と呼ばれ、どの国においても権威と歴史のある大会のひとつである。コロナ禍のため２０２０年、２１年、２２年の大会は中止となり、今年の大会が４年ぶりの大会となる。
試合のほうは３日目のプレーが終了し、最終日を残すのみ。ことしからツアーカードを手にした比嘉一貴(２７歳)が、７位タイと上位にいる。しかし、首位の選手と７打差あるので、優勝はかなり厳しきかも。これからどんどんトップ１０入りの実績を積んで、来季のツアーカードを確実にしながら、優勝を狙ってほしい。
首位と１０打差の１６位タイに久常涼がいる。今季Qスクールを勝ち抜いて手にしたツアーカードでプレーしているが、好調である。これまで５試合戦って４度予選通過しており、初戦となった「全豪プロ選手権」は２位に入った。
川村昌弘(２９歳)も久常と同様１６位タイの位置にいる。２０１９年からDPワールドツアーでプレーしているが、まだ優勝に手が届かない。２０１９年のこの大会では２位に入っており、相性がよさそうなのでさらなる上位進出を期待したい。
昨年の日本ツアー賞金ランキング３位になってツアーカードを得た岩崎亜久竜は４８位タイ。
ツアーカードを持つ星野陸也は出場していない。