今週発売の週刊新潮(3月9日号)に、日本ゴルフ界にかかわる記事が掲載されている。
日本男子ゴルフツアーを運営している日本ゴルフツアー機構(JGTO)の現会長青木功さんが、2016年から務めている会長職を辞めそうだという内容。
その原因として、昨年から選手会長を務める谷原秀人が自分のタニマチ的な存在の三木正浩氏を理事会に送り込み、さらに選手会長として強引に副会長の職に就かせてしまった。三木氏というのは靴の小売大手「ABCマート」の創業者で、大資産家である。
三木氏は副会長として、青木現体制を内側から繰り返し批判し、青木会長とは修復不可能な関係となってしまった。青木会長は三木氏が副会長としてとどまるのであれば、自分が辞めると周囲に辞意をもらしているというのだ。
週刊誌が嗅ぎまわっていることを察知した三木氏は、2月28日に理事と副会長の辞表を提出した。しかし、これで一件落着というわけにはいかず、今月22日にJGTOの総会が開催され、そこに出席する谷原選手ほか現役選手たちの言動によっては、もう一波乱あるかもしれないと記事は結んでいる。
これまで、当ブログでは選手会長の職にありながら、その職をほっぽり出してLIVゴルフの試合に出場し、海外転戦を続けた谷原を批判してきたが、日本ゴルフツアー機構に理事を送り込んで、体制批判をしていたことは今回の記事で初めて知った。
詳しく知りたい方はぜひこの記事をお読みいただきたい。また3月22日の総会で何が起こるか注視する必要がありそうである。