今週のＤＰワールドツアー(旧欧州ツアー)は、中央アフリカ ケニアのナイロビでナショナルオープン「ケニアオープン」が開催される。以前はＤＰワールドツアーの下部ツアーに組み込まれていたが、２０１９年からＤＰワールドツアーへ格上げとなった大会である。
けっこう歴史のある大会で、１９７８年にはセベ パレステロス、１９８６年はイワン ウーズナム、２０００年はトレバー イメルマンがそれぞれ優勝し、今回が５５回目の大会となる。
この大会に日本人選手は、岩崎亜久竜、川村昌弘、星野陸也、久常涼の４名が出場する。昨年の日本ツアー賞金ランキング１位となってＤＰワールドツアーのツアーカードを与えられた比嘉一貴は出場していない。
先週の米ＰＧＡツアー「アーノルド パーマー招待」で念願のPGAツアー初優勝を遂げたカート キタヤマは、プロ転向後アメリカ下部ツアーで結果が出せず、アメリカを飛び出して世界中のツアーに挑んだ。その後ＤＰワールドツアーで２勝あげるなど経験を積み実力をつけて米ＰＧＡツアーに戻ってきた。そしてツアー初優勝である。
日本人選手のなかから、松山英樹のように米ＰＧＡツアーで活躍する選手が出てくることを期待したい。