今週のDPワールドツアー(旧欧州ツアー)は、アフリカのケニヤで「ケニアオープン」がおこなわれている。
2023年3月9日 | 海外ゴルフ最新情報 (worldgolfinformation.com)
予選ラウンド2日間のプレーが終了し、日本人選手が上位に顔を出した。首位と1打差の9アンダー、2位タイに久常涼。そして、首位と2打差の8アンダー、5位タイの位置に川村昌弘が入った。
久常は第二ラウンドで、10バーディー、2ボギーの63(パー71)と猛チャージをかけ、上位に進出してきた。
久常はQスクール上位の成績でツアーカードを獲得し、今シーズンDPワールドツアーに参戦しているが、独特のサングラスをかけてプレーしている。
「目は口ほどにものをいう」ということわざがあるが、サングラスをかけて目を覆うことで、周囲に自分のこころの動揺や感情をしられないようにする利点があるのであろう。
また、プレー中に何か英語で話しかけられても、よくわからないことが多いし、理解できないと「今、なんて言ったんだろう?」と気になって、プレーに集中できなかったりする。ある意味、相手を少しブロックする意味合いもあるのかもしれない。が、申し訳ないがサングラスのセンスがあまりにも悪すぎる。
とは言え、優勝すれば1983年に青木功が「パナソニックヨーロッパオープン」で優勝して以来、40年ぶりの快挙となる。
米PGAツアーでは、青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹、小平智の5名がこれまで優勝しているが、DPワールドツアーでいままでに優勝したことがあるのは青木功しかいない。
久常、川村のふたりには残り2日間の活躍を期待したい。