アジアンツアー 今日が最終日

アジアンツアーで今週開催されている「インターナショナル シリーズ タイ」は今日(12日)が最終日のラウンドとなり、もう少しすると上位組がスタートし始める。

LIVゴルフのバックにいるサウジアラビアの国営投資ファンドが、昨年アジアンツアーを買収し、今季よりインターナショナルシリーズという高額賞金の大会をいくつか創設した。そのなかのひとつが、今週タイでおこなわれているこの大会である。

優勝賞金は36万ドル(4860万円、1ドル135円換算)とかなりの高額になった。優勝をめざして最終日、首位の15アンダーからスタートする選手は4人。

この中に、かつて日本ツアーでもプレーしたことがあり、現在はDPワールドツアーメンバーであるタイ人ジャズ ジェーンワタノンド(27歳)がいる。DPワールドツアーでは未勝利だが、アジアンツアーで7勝の実績があり抜け出すかも?

同じく首位にはオーストラリア人のザックマレー(25歳)がいる。豪州ツアーで2勝の実績のある選手。そして、バングラデッシュのシドカー ラーマン選手(38歳)。アジアンツアーで2勝、インドツアーで7勝している。

首位の4人に続く1打差の5位タイの位置に、日本人選手浅地洋佑を含む5人が並んでいる。浅地は東京杉並高校で石川遼の2年後輩にあたり、現在29歳。日本ツアーでは2021年の「マイナビABC」を含む3勝をあげている。

浅地選手にはぜひ頑張ってほしいとおもうが、首位と2打差となる10位タイに7人、さらに3打差となる17位タイには12人もの選手がいる。

首位と3打差の中になんと28名の選手がひしめくという超混戦状態だが、浅地には頑張って栄冠を手にしてほしい。(12日午前11時掲載)