今週の米PGAツアー「バレロ テキサスオープン」は、初日濃霧に見舞われてスタートが大幅に遅れ、日本時間の31日午前7時30分現在、比嘉一貴はまだスタートしていない。松山英樹と小平智のふたりは数ホールを消化しただけ。
この大会の優勝者には、来週開催される「マスターズ」への出場権が与えられるため、その意味で注目が集まる。比嘉にとっては、昨年4勝をあげて日本ツアーの賞金王となったため、特別招待を受けて出場する「マスターズ」に向けて、アメリカのコースで実戦経験を積む機会となる。
昨日、初日の結果をお伝えした「オーガスタ ナショナル女子アマ」だが、2日目のプレーが終了した。この時点で予選カットがおこなわれ、28位タイまでの選手が夢の舞台「オーガスタナショナルGC」でおこなわれる最終ラウンドにのぞむ。
初日首位に立ったローズ ザンだが、初日6アンダーに続き、2日目も7アンダーのスコアでホールアウトし、2位の選手に5打差をつけ最終日を迎える。
日本から10人の選手が出場したが、予選通過を果したのは3名。馬場咲希、六車日那乃(むぐるまひなの)、荒木優奈(あらきゆな)が3人ともトータルイーブンパーの成績で14位タイの位置にいる。しかし、首位とは13打の開きがあるため優勝ののぞみはない。
2021年のこの大会で優勝した梶谷翼は、初日の84に続き2日目も78のスコアで、出場選手中最下位の成績に終わった。梶谷はこの秋からアメリカの大学に留学することが決まっているそうなので、来年以降もアマチュアのステータスを維持することになり、来年のこの大会へも今回同様、歴代優勝者の資格で出場することができる。さて、どうするつもりなのだろうか?