4月4日付の当ブログで、ことしの「マスターズ」で誰が優勝するか予想した。
2023年4月4日 | 海外ゴルフ最新情報 (worldgolfinformation.com)
栄冠を手にしたのは、スペイン人ジョン ラウム(28歳)だった。まず、4月4日の記事の中で最近のメジャー優勝者は大部分が20代の選手であると指摘した。ラウムは現在28歳なので、この流れに沿ったものだった。
もしこの傾向が今後も続くとすれば、メジャーを手にすることができる年齢はプロになってからわずか10年足らずの短い期間となる。ゴルフというスポーツのアスリート性がたかまり、メジャーという大舞台で4日間にわたり72ホールプレーする体力と気力を保つことができるのは、20代の選手に限られてしまうのかもしれない。
そんな状況の中にあっても、長い間米PGAツアーのツアーカードを維持し続け、ほぼ毎年コンスタントに勝ち星を重ねてきたフィル ミケルソン、ダスティン ジョンソンといった選手は別格の存在となるのだろう。
で、優勝者については以下のように予想した。
「スコッティー シェフラー、ジョン ラウム、サム バーンズ、マックス ホーマ、松山英樹らが優勝争いを演じると予想し、最後に勝つのはスコッティー シェフラーではないかと、、、」
残念ながら、シェフラーは10位タイ、バーンズは29位タイ、ホーマは43位タイ、松山は16位タイにおわってしまい、優勝者はジョン ラウムとなった。
いろいろな選手を分析し、優勝候補を自分なりに決めてから試合をみると、おもしろさが倍増する。アメリカであれば、どの試合で誰が優勝するか賭けることが認められているので、実利に結び付けること(今回ははずしたが、、)も可能である。
日本でもゴルフに関する賭けを認めてほしいと思うが、1000%無理であろう。関西地区に建設が予定されているカジノにしても、できると周囲の環境が悪化するとか、賭博にのめりこむ人が多く出て社会問題化するとか、マイナスの面ばかりが強調される。
ギャンブルは、おもしろくて楽しいものである。個人が楽しんで、その収益が社会に還元されみんなの生活がよくなるというプラスの面がもっと強調されてもいいのではないか。
問題点がゼロでなければ前に進めないというスタンスではなく、10%の問題はあるが、90%はいい。20%の問題はあるが、80%がいいのであれば、前に進む社会となってほしいと思う。
次回は、5月18日から開催される「全米プロ選手権」の前に、優勝者の予想をおこなう予定である。