今週の米PGAツアー「メキシコオープン」の初日のプレー中に、コース内に思いがけない訪問者が闖入(ちんにゅう)してきて、話題となっている。
アメリカでは、「プレーヤーズ選手権」の舞台TPCソーグラスのように海岸沿いにつくられたコースでカモメをみかけたり、林間コースでは鹿がコース内に迷い込んできたりする風景を見ることがある。
少しおっかない動物としては、先週ルイジアナ州で開催された「チューリッヒ クラシック」で見られたように、大きなワニが池から出てきてコース内を闊歩する。
今週の「メキシコオープン」のプレー中に、南アフリカのエリック バンローエンという選手が、フェアウェーから次のショットを打とうとアドレスに入ったときの映像が以下の動画である。
映像では一体何が起こったのか確認できないが、”Bees, bees.“と誰かが叫んでいる声が入っている。ハチの群れが襲ってきたようで、選手、キャディー、カメラクルーは地面に伏せて身を守っている。
体が大きく、攻撃性の強いススメパチ(hornet)ではなかったのでよかったが、ハチ(bee)にさされても、はれと痛みはすぐには消えない。
自然のなかでおこなうゴルフというスポーツは、時に動物や昆虫によってプレーを妨げられてしまう。