今週、待ちに待った今年最初のメジャー大会「マスターズ」が開催される。一体誰が優勝するのか?このブログでは恒例となったが、優勝者を大胆に予想していきたい。
約1か月前のブログで、海外メディアがシミュレーションをおこなった結果、誰が優勝するかその確率を発表したことを書いた。
2023年3月3日 | 海外ゴルフ最新情報 (worldgolfinformation.com)
予想をする前にひとつの傾向を抑えておきたい。
昨年(2022年)のメジャー大会の覇者は、
マスターズ スコッティー シェフラー
全米プロ ジャスティン トマス
全米オープン マット フィッツパトリック
全英オープン キャメロン スミス
すべて20代の選手である
2021年
マスターズ 松山英樹
全米プロ フィル ミケルソン
全米オープン ジョン ラウム
全英オープン コリン モリカワ
*フィルミケルソン以外は20代の選手
2020年 (コロナ禍で開催順変更あり)
全英オープン 中止
全米プロ コリンモリカワ
全米オープン ブライソンディシャンブー
マスターズ ダスティンションソン
*ダスティンションソン以外は20代の選手
最近の傾向としてメジャー大会では20代の選手が断然有利と言える。この点からすると現在世界ランキング2位のローリー マキロイ(33歳)は少々分が悪い。
世界ランキング1位のスコッティー シェフラー(26歳)は、昨年のマスターズ優勝者で連覇の重圧がかかるが、ことしすでに2勝あげており、優勝候補の筆頭であろう。
世界ランキング3位のジョン ラウム(28歳)も、今シーズン3勝しておりメジャー2勝目に向けて万全の体勢だ。
それ以外の選手としては、2週間前の「マッチプレー」で優勝し、現在世界ランキング11位のサム バーンズ(26歳)。そして今季2勝あげているマックス ホーマ(33歳)、先週の「バレロテキサスオープン」に出場し、感触をつかんだ(と思われる)松山英樹をあげておきたい。
今週の「マスターズ」は、スコッティー シェフラー、ジョン ラウム、サム バーンズ、マックス ホーマ、松山英樹らが優勝争いを演じると予想し、最後に勝つのはスコッティー シェフラーではないかと、、、
あとは、LIVゴルフ移籍組の選手がどの程度食い込んでくるかにも注目だ。昨年の「全英オープン」で優勝したキャメロン スミス、2020年のマスターズチャンピオン、ダスティン ジョンソン、そして先週のLIV大会で優勝したブルックス ケプカ。
もし、LIVゴルフの選手が「マスターズ」で優勝するようなことになれば、今後米PGAツアーとLIVゴルフの勢力図に大きな変化が生じることになる。