タイガー ウッズのキャディーを2011年からつとめ、タイガーが2019年に15個目のメジャータイトル「マスターズ」をとったときも、バッグを担ぎタイガーをサポートしたジョー ラカバが、パトリック キャントレーのキャディーとなったことはお伝えした。
2023年5月4日 | 海外ゴルフ最新情報 (worldgolfinformation.com)
初めてラカバとキャントレーが組んで臨んだ先週の米PGAツアー「ウェルズ ファーゴ選手権」では、キャントレーは21位タイとまずまずの成績を残した。
タイガーが完全復帰(?)するまでの間、キャントレーと契約を結んだはずのラカバが、今週は米LPGAの試合「コグニザント ファウンダーズ カップ」に、現在世界ランキング1位のネリー コーダのキャディーとして出場していることがニュースになっている。
キャントレーは、来週はじまるメジャー今季第2戦「全米プロ選手権」に備え、調整をおこなっているため今週の試合には出場していない。空きができたラカバは、ネリー コーダからの依頼を受けて、1回限りのスポットでコーダのキャディーをつとめることになった。
コーダのいつものキャディーは、子供が生まれたため今週は休みをとったので、コーダはつてを頼ってラカバにコンタクトし、キャディーをお願いして快諾を得た。コーダの初日のラウンドはすでに終了していて、パープレーの45位タイでスタートした。
試合後のインタビューでコーダは、「ラカバは、タイガーやフレッド カップルズのキャディーをつとめ、メジャー優勝をかげで支えた、世界でベストのキャディーのひとりである。わたしのキャディーをしてくれたことを本当に感謝しているし、彼からひとつでもふたつでも大切なことを学んで、今後の自分のプレーに生かせればいいと思っている。」とコメントした。
コーダがあと3日間どんなスコアを出すか注目である。