ジェイソン デイ5年ぶりの優勝

今週の米PGAツアー「AT&Tバイロン ネルソン」は、ジェイソン デイ(35歳)が最終日9アンダーの62のスコアで混戦のなかを抜け出して優勝を果した。見事な復活である。デイが最近どんどん調子をあげてきたことは何度かこのブログでも紹介してきた。

2023年3月28日 | 海外ゴルフ最新情報 (worldgolfinformation.com)

以下が最終ホール(パー5)で短いバーディーパットを決めた瞬間の動画である。これが後ろの組でまわる選手に1打差から2打差に引きはなすバーディーとなった。それでも後続の選手がイーグルをきめれば並ばれてプレーオフとなるため、ガッツポーズも少々控えめだが、勝利を大きくたぐり寄せるパットとなった。

その1打前のアプローチショットが以下の動画。最終ホール(パー5)のティーショットがラフに入ったので、2打目は刻んでフェアウェーに置き、残り80ヤードのショット。

ジェイソン デイの優勝は2018年の「ウェルズファーゴ選手権」以来となり、5年ぶりツアー通算13勝目となる。彼はこの優勝で世界ランキングを35位から20位にあげた。

今週の「AT&Tバイロンネルソン」は、来週メジャー大会「全米プロ選手権」が開催されるため、多くのトッププロが調整にあてて出場せず、選手の層がうすい大会であったが、唯一トッププロとして出場した世界ランキング2位のスコッティー シェフラーに3打差をつけて優勝したことは、デイにとって大きな自信になりそうだ。

デイは、2015年の「全米プロ選手権」で優勝し、メジャータイトルを1つ手にしている。優勝経験のある大会なので、来週の彼のプレーに注目である。