米ツアー 年間獲得賞金新記録

ジョン ラウムは先週の米PGAツアー「メキシコ オープン」で、惜しくもタイトル防衛ならず2位となって、賞金として83万9千300ドルを獲得した。

ラウムはこれで、今季これまでの獲得賞金を1446万2840ドル( 約19億8000万円 、137円換算)として、昨シーズンにスコッティー シェフラーが稼いだ1404万6910ドルを超えてしまった。

まだメジャー大会が3つも残っているシーズン途中での新記録を達成した理由は、ラウムが今季すでに「マスターズ」を含め4勝をあげたこと、そのうち今季から米PGAツアーが取り入れた、賞金金額が大幅に増額された「格上げ大会」で2勝をあげたからだ。

ラウムは、米PGAツアーで2020年に2勝をあげ、2021年には「全米オープン」で優勝し、初のメジャータイトルを手にした。2022年は「メキシコオープン」の1勝にとどまったが、今年になってブレイクスルーして、すでに4回優勝している。

「マスターズ」で優勝し、世界ランキング1位に返り咲いたラウムは、今まさに選手としてのプライムタイム(最盛期)を迎えている。今シーズン中にあと何勝するんだろう。 メジャー大会がまだ3つ残っているが、いくつ勝つのだろうと 大いに注目されている。