米PGAツアーで「チャールズシュワブ チャレンジ」が開催された週と同じ週に、米シニアツアー(正式にはチャンピオンズツアー)では、南部テキサス州でメジャー大会「全米シニアプロ選手権」が開催された。
2013年のこの大会で井戸木鴻樹が優勝し、日本人選手として初めてシニアのメジャー大会を制覇し、大きく報道されたことを記憶されている方もいらっしゃるだろう。
ことしの大会には、宮本勝昌、藤田寛之、深堀圭一郎、兼本貴司の4名が挑戦し、宮本は10位タイ、藤田は37位タイ、深堀は45位タイの成績だった。兼本は予選落ち。
シニアとなっても人気がまったく衰えないジョン デイリーも出場していたが、初日のラウンドで途中棄権した。その理由を足のはれを写した写真とともにSNSに投稿し、この大会のコースセットアップについてコメントしている。
「ティーグランドが左足下がりのライとなるホールがいくつかあり、左足の具合がよくない自分としては、十分にフォロースルーがとれない。一般的に言ってもシニアプレーヤーにとっては非常にきついのではないか。セントアンドリュースのコースでは左足下がりのティーグランドというのはまったくつくられていない。」
このコメントについてPGAツアーは今のところ回答していない。