今季メジャー第2戦「全米プロ選手権」は、LIVに移籍しているブルック スケプカ(33歳)が優勝し、この大会の優勝回数を3回とし、メジャータイトル5つめを獲得した。これは現役の選手としては、フィル ミケルソンの6つに次ぐ数である。
先月の「マスターズ」で2位タイに入ったケプカは、この大会前に世界ランキングを44位としていたが、この優勝で世界ランキングを一気に13位まであげた。また、今回の優勝によって今後5年間4つのメジャー大会へ出場権を得たことになる。
ケプカは今回優勝賞金315万ドル( 約4億2500円、 135円換算)を受け取るが、それ以外にLIVゴルフから多額のボーナスが支給されるはずである。LIVゴルフに移籍した際には多額の移籍金以外に、メジャー大会に優勝すればボーナスを受け取れる成功報酬についての条項が契約に盛り込まれている。
ことしの「全米プロ選手権」に出場したLIVゴルフ選手は16名、予選通過を果した選手は11名。ケプカ以外の上位入賞選手は、ブライソン ディシャンブーが4位タイ、キャメロン スミスが9位タイ、パトリック リードとミト ペレイラが18位タイとなっている。