先週の日本男子ツアー「ASO飯塚チャレンジド」は、世界を視野に入れている若い金谷拓実(25歳)と中島啓太(22歳)のふたりによるプレーオフとなり、大会を大いに沸かせた。
先々週の「日本ゴルフツアー選手権」で優勝し、2週連続優勝を狙った金谷に、2打足らず2位タイに甘んじた中島が挑むリベンジ戦となった。プレーオフ2ホール目、バーディーを奪った中島がパーとした金谷を下し、プロ転向後初めての優勝を飾った。
この二人の世界ランキングがこの2試合でどう動いたか見てみると
金谷は「ゴルフツアー選手権」を勝って、順位を136位から122位とし、「ASOチャレンジド」で2位となって、122位から115位となった。まだトップ100の中に入れない。
中島は「ゴルフツアー選手権」2位で、284位から249位へ、「ASOチャレンジド」を優勝して、249位から184位へあがってきた。しかし、世界の舞台で活躍するにはまだまだ道のりは長い。
他の日本人選手の世界ランキングも併せて見てみると
松山英樹 26位 何度も書くが、日本人選手のなかでは別格の存在。
比嘉一貴 110位 今シーズンはDPワールドツアーのツアーカードを手にし、海外の試合に出場しているが、結果が出せていない。昨年末は68位だった順位を大幅に落とした。
金谷拓実 115位
星野陸也 134位 DPワールドツアーに参戦中、昨年末は109位だった。
今平周吾 160位
稲盛佑貴 161位
蝉川泰河 163位
岩田寛 171位
久常涼 176位
堀川未来夢 180位
中島啓太 184位
日本人選手のランキングについては、折にふれてチェックしていく。