7月20日からイギリスのロイヤル リバプールコースで始まる今季男子メジャー最終戦「第151回全英オープン」の最終予選が、7月4日ウェールズ、スコットランド、イギリスにある4つのコースで開催される。36ホールをプレーして、各会場ごとに成績上位者4名に本大会への出場権が与えられる。
「全英オープン」の予選は世界中で開催され、すでに南アフリカ、オーストラリア、香港、日本で開催され出場者が確定しているが、各国ともある特定の4日間ツアー競技大会の上位成績者に出場が認められる。
日本の予選会は5月末の「ミズノ オープン」を使っておこなわれ、優勝した平田憲聖、プレーオフで敗れた中島啓太、3位タイに入った金谷拓実、安森一貴の4名に出場権が与えられた。アメリカの予選は、3月初旬に開催された「アーノルド パーマー招待」でおこなわれ、カート キタヤマ、ハリス イングリッシュ、デイビス ライリーらが出場を決めている。
ウェールズ、スコットランド、イギリスで開催される最終予選には、LIVゴルフに移籍した選手らも出場する。そのうちのひとりセルジオ ガルシア(43歳)は、「全米オープン」にも予選を勝ち抜いて出場し、27位タイの成績を残している。
また、「全米プロ選手権」にクラブプロとして出場し、センセーションをまき起こしたマイケル ブロックも予選に出場する。彼も予選から「全米オープン」出場を目指したが、本選には出場できなかった。
LIVに移籍したベテラン選手リー ウェストウッド(50歳)は予選に出場しない。彼は1995年の「全英オープン」に出場して以来、連続27回出場していたが、そのすばらしい記録が今回途切れることになる。