リッキー ファウラー 60を出す

米PGAツアーの今週の大会「トラベラーズ選手権」の第3日目にリッキー ファウラー(34歳)が、1イーグル、8バーディー、ノーボギーの60という爆発的スコアでホールアウトして、首位と6打差の4位タイに順位を上げた。まさにムービング サタディーである。60はファウラーの自己ベストスコア。

ファウラーはこの大会の初日、70とパープレーだったが、2日目に65を出し、3日目に60としり上がりに調子をあげてきている。70,65、60ときたら、次は(数列的にいって)55を期待したいが、それはあり得ない数字である。

首位とは6打差あるが、もしファウラーがゴルフ界のマジックナンバーである59か、あるいは60、61のスコアで最終日ラウンドすれば、2019年の「フェニックス オープン」以来となる優勝は十分にあり得る。

現在21アンダーで首位に立っているのは、キーガン ブラッドリー(37歳)である。2011年のメジャー「全米プロ選手権」を含めて、米ツアーで5勝しているベテランプレーヤーだ。昨年10月に日本で開催された「ZOZO選手権」でも優勝している。

「ZOZO選手権」で、リッキー ファウラーはブラッドリーと最終日優勝争いを演じ、惜しくも1打差で2位タイに終わっている。ファウラーにはこのときの借りを返すチャンスが到来した。期待したい。