今季メジャー第3戦「全米オープン」は、アメリカ人ウィンダム クラーク(29歳)が優勝し、幕を閉じた。
クラークは先月の格上げ大会「ウェルズファーゴ選手権」で米PGAツアー1勝目をあげたばかりの選手で、ツアー2勝目がメジャータイトル獲得となった。世界ランキング32位で「全米オープン」に臨み、優勝してランキングを13位とした。
メジャー大会の優勝者は20代の選手、あるいは米ツアーで何勝かあげているベテラン選手という最近の傾向にそうかたちとなった。
当ブログでは大会前に優勝者を予想した。
https://worldgolfinformation.com/2023/06/14/
結果は、スコッティー シェフラーは3位、ビクター ホブラント19位、ジョーダン スピーズはカットラインに1打足らず予選落ち。
日本予選から本選に出場した選手3名については、予選通過は無理だろうと書いた。わずか29名の中から3名に出場権が与えられる予選なのでレベルが低すぎると。
https://worldgolfinformation.com/2023/05/23/
しかし、永野は20位タイと善戦。石川も予選通過はしたものの、4日間の最終成績はアマチュア選手を除けば最下位である。G.チャルングンは予選落ち。永野は日本ツアーでも優勝経験がない選手なので、これ以上の成績を期待するのは無理がある。
アメリカ国内の2ステージにわたる厳しい予選を勝ち抜いて、今回本選に出場した桂川有人は58位の成績に終わった。松山英樹32位タイ。
早いもので、今年のメジャー大会は7月20日から開催される「全英オープン」を残すだけとなった。優勝者予想の精度をもっと高めていかなくては。