全米女子オープンの賞金

アメリカ時間の6日から始まる今季メジャー第3戦「全米女子オープン」の大会賞金総額が昨年の大会から100万ドル(約1億4500万円)アップして、1100万ドルになったことが5日発表された。

優勝者に贈られる賞金も昨年の大会から20万ドル上がって200万ドル(約2億9000万円)となった。ちなみに、先月おこなわれた男子の「全米オープン」で優勝したウィンダム クラークが受け取った賞金は360万ドルだった。

昨年の「全米女子オープン」もその前の年の大会に比べて大幅に賞金総額がアップした。それはプロメディア社というタイトルスポンサーがついたため、スポンサーからの出資があったからだった。しかし、大会後にそのスポンサーが10年契約を結んでおきながらわずか1年で撤退してしまった。なので、ことしの大会にはタイトルスポンサーがついていない。

それでも今年賞金総額、優勝賞金をあげた理由として、あらたなスポンサーが名乗り出てくれており、来年からはあらためて新しいスポンサーの支援のもとで大会が開催できるめどがついたことがあげられている。

主催者は、テニスの「全米オープン」と「全米女子オープン」の優勝賞金が現在同額であることを挙げて、ゴルフにおいてもいずれそうなるように女子の大会の金額を徐々にあげていきたい考えであるとコメントしている。