ハワイ出身のアリソン コーバス(25歳)が「全米女子オープン」を優勝した。米LPGAでまだ優勝がなかった選手で、1勝目がメジャータイトル獲得となった。
最終日最終組を首位の畑岡なさと回り、3アンダーのラウンドで、2位の選手に3打差をつけて優勝を決めた。途中プレーが遅いため「計測対象」とされたが、動揺することなく落ち着いてプレーを続け、栄冠をつかみとった。
コーバスは、ハワイの歴史と伝統のある私立学校「パナホー」の卒業生で、同じ学校のOBであるオバマ元大統領が早速お祝いのメッセージをツィートした。
「同郷のアリソン コーバスさん、全米女子オープン優勝おめでとう。我々はあなたのことを誇りに思います。いつか地元のカポレイ(コース)で一緒にラウンドできることを楽しみにしています。」
トランプ元大統領に勝るとも劣らないゴルフ好きのオバマ元大統領は、お祝いのことばを送るだけでなく、今度ゴルフを一緒にしましょうとゴルフの誘いまでしている。
メジャータイトルをとると、人生が大きくかわるとよく言われる。ゴルフが大好きで、これまでひたすらゴルフに打ち込んできたコーバスが、栄冠を手にしたとたん元大統領と会える機会が生まれる。
優勝したことで人生が狂ってしまうようでは、何のための優勝かということになるので、彼女が次の目標として目指すべきは、米LPGAレギュラーツアー1勝であろう。