今季最後のメジャー大会「全英オープン」は、かなり強い雨が降りしきる中で最終日がおこなわれ、5打のリードをもって首位でスタートしたアメリカのブライアン ハーマン(36歳)が逃げ切って優勝し、初となるメジャータイトルを手にした。
ハーマンは2番と5番でボギーを打って、出だしでつまづいて2位のジョンラウムとの差が3打差まで縮まったが、6番、7番で連続バーディーを奪って流れを取り戻した。結局4バーディー、3ボギーの70でホールアウトし、2位の選手にはスタート時よりは1打多い6打差をつけて優勝をきめた。
2位には、ジェイソン デイ、トム キム、セップ ストラッカ、ジョン ラウムの4名が入った。
ハーマンの身長は170センチと非常に小柄で飛距離が出ない。しかし、そのかわりにフェアウェーヒット率がよく、この大会ではトップだった。また、パットの調子もよく4日間のパット総数は106。この数字は過去20年間のこの大会の優勝者の中で一番少ないものであった。
このブログでは優勝者予想をおこなっていた。
https://worldgolfinformation.com/2023/07/19/
スコッティ シェフラー、トム キム、ビクター ホブランドの3名をあげていたが、シェルラーは23位タイ、キムは2位タイ、ホブランドは13位タイに終わった。キムについては手前みそながら、いい線をいっていたと思う。
これでことしのメジャー大会4つすべてが終了した。誰が優勝したか改めてみておくと、マスターズはジョン ラウム、全米プロ選手権はブルック スケプカ、全米オープンはウィンダム クラーク、そして全英オープンはブライアン ハーマンだった。