DPワールドツアーは、2023年(ことし)11月末から始まる来シーズンのスケジュールを発表した。24か国で44の試合がおこなわれ、まさにワールドツアーである。
DPワールドツアーは昨年日本ツアーとの共催で、日本で初めて試合(ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!)を開催したが、来シーズンもこの大会はおこなわれるが、試合会場がPGM石岡ゴルフクラブ(茨木県)から太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)に変更となって、4月25―28日の日程で開催される。
この大会の前の週は、韓国で「韓国選手権」が開催され、翌週は中国で「ボルボチャイナオープン」がおこなわれ、韓国、日本、中国とアジアンスイングを形成する。
DPワールドツアーは米PGAツアーと戦略的提携を結んでいるため、シーズン終了時点でポイントランキング上位10位の選手には、次の年米PGAツアーのツアーカードが与えられる。
また、ポイントランキング70位までの選手がシーズン終了後のプレーオフ(2試合)に進出することができる。
来シーズン以降については、DPワールドツアーと米PGAツアーがLIVゴルフを財政的に支えるサウジアラビアの国営ファンドと一緒に、新ツアーをつくることが決まっているので、いったいどんなかたちになるのか注目である。