来月29日からイタリアのローマで開催される「ライダーカップ」に出場するアメリカチームの選手のうち、ポイントリストから自動選出される選手6名が確定した。先週の「BMW選手権」までの試合がその対象となっていた。
出場がきまったポイントリストの上位6名は以下の選手
1位 スコッティ シェフラー
2位 ウィンダム クラーク
3位 パトリック キャントレー
4位 ブライアン ハーマン
5位 マックス ホーマ
6位 エグザンダー シャフレ
残りの6名の選手については、今週の米PGAツアー最終戦「ツアー選手権」の終了後、アメリカチームのキャプテンであるザック ジョンソンから、監督推薦選手として発表される。
1位のシェフラーは、現在世界ランキング1位で、今季2勝をあげている。文句のつけようがない1位選出である。ライダーカップは2回目の出場となる。
2位のクラークは、今年「全米オープン」で優勝した選手で、格上げ大会の「ウェルズファーゴ選手権」でも勝った。ライダーカップは初出場。
3位のキャントレーは、昨年の「BMW選手権」以降勝ち星はないが、コンスタントな成績をあげ、現在世界ランキングは4位である。2度目の出場
4位のハーマンは、今年の「全英オープン」の覇者。今季は6回トップ10入りの成績をあげ、そのうち3回は2位となっている。現在世界ランキング9位で、ライダーカップは初出場となる。
5位のホーマは、今シーズン2勝を含めトップ10に10回入っており、安定した成績をおさめている。現在世界ランキングは7位。ライダーカップは初めての出場となる。
6位のシャフレは、今季20試合に出場し1度も予選落ちしていない。その安定性によってポイントを稼いだ。シャフレはキャントレーとペアを組んでこれまで好成績をおさめているので、ふたりのペアが今回も大いに期待される。2回目の出場。
7位には「全米プロ選手権」で優勝し、メジャータイトル5つめを獲得したブルックス ケプカが入っている。ケプカはLIVゴルフに移籍しており、監督のジョンソンが選手として選ぶのか、それとも見送るのか、おおいに注目される。
なお、対戦相手となるヨーロッパチームの自動選出の締め切りは、9月8―11日に開催される「BMW PGA選手権」となっている。