米LPGAツアーとレディースヨーロピアンツアー(欧州女子ツアー)が共同開催する「スコットランドオープン」は、先週のメジャー大会「エビアン選手権」に続いて、フランスのセリーヌ ブーティエが優勝し、2週連続優勝を決めた。
当ブログでは、予選2日目を終った時点で単独首位に立った渋野日向子が、決勝ラウンドの2日間もいいプレーを続け優勝すると予想したが、彼女は結局16位タイに終わった。
渋野は3日目セリーヌ ブーティエとマジャ スタークと一緒の組で回ったが、バックナインに入って1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーと崩れ5オーバー77のスコアで、首位から大きく後退した。最終日もパープレーの72とスコアを伸ばすことができず、順位をさらに落としてしまった。
ブーティエは、優勝後のインタビューで記者から「先週メジャー大会のエビアン選手権を優勝し、今週スコットランドオープンで勝った。そして、来週はまたメジャー大会の全英女子オープンだが、優勝できそう?」と聞かれて、「もし優勝できたら、きっと引退すると思うわ。」と笑いながら答えていた。
話を渋野に戻すが、彼女は昨年の「全英女子オープン」で最後まで優勝争いに加わった。初日首位にたち、2日目は7位タイまで後退したが、3日目に2位タイまで盛り返した。最終成績は3位だったが、72ホールめでチップインバーディーを決めればプレーオフに残れる状況だったが、ボールはわずかにカップをはずれた。
渋野にはこの大会の3日目のバックナインでなぜ突然崩れたのか、自分で冷静に分析してもらい、歴代チャンピオンとしてのぞむ今週の「全英女子オープン」でぜひとも生かしてもらいたい。