今週、米PGAツアーではシーズン最終戦となる「ツアー選手権」が開催されているが、DPワールドツアー(旧欧州ツアー)のほうは、11月16日から始まる最終戦「DPワールドツアー選手権」まで、今週の「チェコマスターズ」を含めてあと11試合残っている。
「チェコマスターズ」の予選ラウンドの2日間が終了した。昨年末、DPワールドツアーのQスクールに合格して、今シーズンから本格的にDPワールドツアーでプレーしている久常涼は、首位と3打差の5位タイの位置にいる。
今シーズンから昨年の日本ツアーの賞金ランキング上位3名に、DPワールドツアーのツアーカードが与えられることになり、比嘉一貴、星野陸也、岩崎亜久竜の3名が挑戦しているがかなり苦戦している。今週の「チェコマスターズ」では3名とも予選落ちした。このままでは、DPワールドツアーで結果を残し、来季のツアーカードを獲得するには、3人とも非常に厳しい位置にいる。
現在の時点で日本ツアーの賞金ランキング上位3名は、中島啓太、金谷拓実、蝉川泰河だ。日本ツアーはまだ今週の大会を含め13試合も残っているので、最終順位はまったく分からないが、3人ともシーズンスタートから調子がいいので、もしこのまま3人が上位3位までの順位をキープしたとすれば、この3名に来季DPワールドツアーのツアーカードが与えられることになる。
3人ともアマチュアとして日本ツアーで優勝を果たしており、ポテンシャルは非常に高い選手である。今後の彼らのプレーに注目である。