今月末にイタリアのローマで開催される「ライダーカップ」の欧州チームの選手について、先週の「オメガマスターズ」までのポイントランキングで、6名の選手が自動選出されたことは昨日のブログで書いた。
「オメガマスターズ」が終了した翌日には、欧州チームのキャプテン、ルーク ドナルドから監督推薦の選手6名が発表された。6名の選手の名は以下のとおりである。
シェーン ローリー(36歳)、ジャスティン ローズ(43歳)、トミー フリートウッド(32歳)、セップ ストラカ(30歳)、ラドビグ アバーグ(23歳)、ニコライ ホガード(22歳)
ローリーは2019年の「全英オープン」チャンピオンである。昨年のDPワールドツアー「BMW PGA選手権」での優勝はあるが、今年2月の「ホンダクラシック」以来トップ10入りがなく、調子はやや下降ぎみである。ライダーカップ2度目の出場となる。
ローズは2013年の「全米オープン」の覇者。かつては世界ランキング1位の座に君臨したことがある超ベテラン選手だ。ことしの2月、米ツアー「AT&Tペブルビーチプロアマ」で4年ぶりに優勝し、その後もトップ10が4回と好調さをキープしている。これまでライダーカップに5度出場し、対戦成績は13勝8敗2分け。
フリートウッドは、現在世界ランキング14位の選手で、これまでに2回ライダーカップに出場し、対戦成績は4勝2敗2分。
ストラッカはオーストリア出身の選手、現在米PGAツアーでプレーしている。昨年米ツアーの「ホンダクラシック」で初優勝し、ことしは7月の「ジョンディア クラシック」でツアー2勝目をあげた。また、ことしの「全英オープン」では2位タイに入り、これからもっと活躍が期待できる選手。ライダーカップは初出場。
アバーグは先週の「オメガマスターズ」で優勝した選手である。このブログでは何度も書いてきた期待のルーキー。先週の「オメガマスターズ」で早くも優勝し、実力の高さを示した。
ホガードはデンマークの新鋭。DPワールドツアー2勝の実績があり、ふたごの兄弟もDPワールドツアーでプレーしており、昨年はふたりで2週連続優勝を決めた。ライダーカップ初出場。
これで、「ライダーカップ」に出場する欧州チーム、アメリカチームのすべての選手が確定した。