「ライダーカップ」の欧州チームへ、プロになって100日にもならないラドビグ アバーグが選出されたことは、一昨日と昨日のブログで書いた。まだお読みでない方は画面下部のカレンダーの日付をクリックしてご一読を。
今日は反対に、本人を含め多くの関係者が選出されるだろうと思っていたが、残念ながらルーク ドナルドが監督推薦として選ばなかった選手について触れる。
その選手は、ポーランドのアドリアン メロンク(30歳) アメリカの東テネシー州立大学を卒業してプロとなり、米PGAツアーでのプレーの経験もある。ことしは4つのメジャー大会すべてに出場し、「全英オープン」の23位タイがベストの成績だ。
メロンクは、昨年7月DPワールドツアー「アイルランドオープン」でツアー初優勝した後、
12月には「オーストラリアオープン(昨年12月の大会だが、スケジュール上今シーズンに含まれる)」で、そして5月には「イタリアオープン」でも優勝した。
今シーズン2勝をあげ、DPワールドツアーのポイントランキングでは、現在ローリーマキロイ、ジョンラウムに次いで3位の位置にいる。しかも、メロンクが「イタリアオープン」を制したコースは、今回「ライダーカップ」が開催される舞台なので、コースとの相性も抜群と言っていいだろう。
それでも、ドナルド監督はメロンクを選ばず、若くて勢いがあるアバーグ(23歳)とニコライホガード(22歳)を選んだ。
このドナルドの判断に、ふたりの若武者がしっかり応え結果を出してくれるかどうか、今月29日から始まる大会が待ち遠しい。