アメリカ時間の6日午後、ジャスティン トマスについてあるニュースが報道された。トマスは最近絶不調で、ポイントランキングでは12位なのに、これまでのライダーカップでの実績を重視して、監督推薦でライダーカップのメンバーに加わった。
ニュースの内容とは、トマスがこれまで指導を受けていたパッティングコーチのジョン グラハムと別れ、スイングを診てもらっているプロゴルファーの父の役割を大幅に制限したというものだ。
メディアの取材に電話で答えたトマスと父は、スイングコーチとしての自分の役割が少なくなったと報道されたことについては、「そんなことはない。今日も午前中ずっとふたりで練習に取り組んだ。」と話し報道を否定した。しかし、パッティングコーチの件についてはどうも本当のようで、コメントを避けた。
トマスの絶不調については7月29日のブログで書いているので、ご一読を。
https://worldgolfinformation.com/2023/07/29/
特にメジャー大会での成績の悪さが顕著で、ことしの「全米オープン」でカットラインに12打足らず予選落ちして、7月の「全英オープン」では8打も足らずに予選落ちを喫してしまった。この成績は、これまでメジャー2勝を含み米ツアーで15勝もあげているトップ選手のものとは到底思えないし、技術的な問題というよりもむしろメンタル面の問題なのではないだろうか?
トマスは、今月29日から始まる「ライダーカップ」への最終調整として、来週から米PGAツアーで始まる秋シリーズの初戦「フォーティネット選手権」に出場する。この大会でどんな成績を残せるか? USチームの監督ザック ジョンソンをはじめ多く関係者が注目している。