タイガーウッズの練習風景

タイガー ウッズ(47歳)が、ニュージャージー州にあるリバティ ナショナルGCのドライビングレンジで練習している様子がSNSで流れた。

タイガーは今年4月、「マスターズ」3日目の終了時点で棄権し、その後交通事故の後遺症がまだ残る足首の手術をおこなったと発表があった。それ以降ずっと公式戦には出場していない。

ちょっと先になるが、11月30日からはタイガーがホストをつとめる「ヒーロー ワールドチャレンジ」が開催され、12月14日からは「PMC選手権」がおこなわれる。

昨年の「ヒーロー ワールドチャレンジ」では、タイガーはまだ怪我の回復が十分ではなく自身はプレーしなかったが、ことし調子が良ければプレーするかもしれない。

「PMC選手権」は、メジャー大会か第4のメジャーと称される「プレーヤーズ選手権」で優勝経験のある選手が、自分の親や子供と一緒に組んでプレーする大会だ。タイガーはこの大会に息子のチャーリーと一昨年と昨年2大会連続出場しているので、体調が許せば出場するだろう。

そして来年、もし今年と同じスケジュールでいくならば、2月の「ジェネシス招待」で試合感覚を取り戻し、4月の「マスターズ」に出場することになる。

タイガーはこれまでさまざまな記録を打ち立ててきたが、そのなかでも米PGAツアーの通算優勝回数が82勝で、現在はサム スニードと並んでトップタイの記録である。もしタイガーがもう一回ツアー優勝すれば、83勝で単独首位に立つことができる。

タイガーがもし、今後メジャー大会で優勝すればメジャータイトル数は16となる。しかし、メジャー最多優勝回数については、ジャック ニクラウスが18個で大きく前に立ちはだかっているので、追いつきそして追い抜くことは非常に厳しいかもしれない。

そこで、タイガーとしてはなんとか米ツアーでもう1勝して、サム スニードを抜いて単独でツアー通算優勝回数トップとなりたい。もしそれがメジャー大会であったなら言うことはない。そう考えているのではないだろうか?