先週のDPワールツアーは、先々週の「スペインオープン」に続きスペインの地で、「アンダルシア マスターズ(10/19―22)」が開催され、ポーランド人アドリアン メロンク(30)が優勝した。
PING GOLFのサイトより
メロンクと聞いても、知名度が低く多くの人は「はぁ? 誰?」となってしまうが、先月開催されたライダーカップの欧州チームのメンバーに、今季DPワールドツアーで2勝あげていたにもかかわらず、選出されなかった選手と聞けば思い出す人もいるかもしれない。
それでも思い出せないという方は先月のブログ記事の再読を。
https://worldgolfinformation.com/2023/09/07/
メロンクは最終日、出だし2ボギーとつまずいてしまったが、6番、9番でイーグルを奪って挽回し、バックナインは4バーディーであがり、2位の選手に1打差の16アンダーで優勝をきめ、603,000ユーロ(約9500万円)を手にした。9番(パー4)のイーグルは残り121ヤードの第2打を直接カップに入れるスーパーショットで、運を大きく引き寄せた。
優勝後のインタビューでは、やはりライダーカップの選にもれたことを聞かれ、メロンクは「ライダーカップの試合も自分が選出されなかったこともすでに終わったことだ。でもこの優勝で、自分が選ばれなかったことはやっぱり間違いだったということを証明できた気がする」と答えている。
この優勝でメロンクは、DPワールドツアーの年間ポイントランキングを3位としたので、来季は米PGAツアーのツアーカードを獲得できそうである。