米LPGAで活躍するレキシー トンプソン(２８歳)が、来週ラスベガスで開催される米ＰＧＡツアー「シュライナーズ チルドレン オープン」にスポンサー推薦で出場することがきまった。
Golfweekのサイトより
女子プロが男子の米ツアーに出場するのは、トンプソンが７人めの選手となる。彼女は日本の宮里３兄弟と同様に、上に兄がふたりいて両方ともプロゴルファーで、米ＰＧＡツアーでのプレー経験がある。また、３人の中で一番実績を残したのが彼女であることも似ている。
トンプソンはこれまで米LPGAツアーで通算１１勝をあげ、そのうちの一つがメジャー「シェブロン選手権(旧ANAインスピレーション」である。１８３センチの長身からくりだされるドライバーの飛距離は、２７０ｍとツアー選手中１３位の成績である。
これまで、米ＰＧＡツアーに挑戦した選手はアニカ ソレンスタム、ミッシェル ウィーといった選手がいたが予選通過が果たせず、遠いむかし１９４５年の「ロスアンゼルス オープン」でベーブ ザハリアス(Babe Zaharias)という選手が予選通過を達成しているだけである。
今週のＬＰＧＡツアーの大会がおこなわれているコースの全長は６４７５ヤード(パー７１)であるが、「シュライナーズチルドレンオープン」の舞台の全長は、昨年実績で７２５５ヤード(パー７１)である。この全長の大きな違いが、女子プロが予選通過するのをはばむ一番の要因と考えられる。
来週の大会で、レキシートンプソンがどんなプレーをみせるのか注目したい。