先週の日本ゴルフツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の終了時点での賞金ランキング首位の選手に、米PGAツアーのQスクールファイナル戦に出場する資格が与えられ、そこで5位以内に入れば来シーズン米PGAツアーのツアーカードを手にすることができるとこのブログで書いた。
https://worldgolfinformation.com/2023/11/06/
「三井住友VISA太平洋マスターズ」の結果は、金谷が3位タイに入り1040万円を獲得し、中島は20位タイとなって236万円を手にした。この試合前に中島が1950万円リードしていたので、順位の変更はなく中島がランキング首位の座をキープして、ファイナル戦(12月14~17日)への出場権を獲得した。
中島にはなんとしても5位以内の入賞を果たし、来シーズンは米PGAツアーで松山英樹とともにプレーする姿をファンに見せてくれることを期待したい。
DPワールドツアー(旧名欧州ツアー)では、今季のツアーカードをQスクールから勝ち上がって獲得し、9月にツアー初優勝をきめた久常涼が、先週南アフリカで開催されていた「ネドバンク ゴルフチャレンジ」に出場していた。久常はもしDPワールドツアーの年間ポイントランキングで10位以内に入れば、来季の米PGAツアーカードを手に入れることができる。
久常は「ネドバンク ゴルフチャレンジ」で初日から好位置につけ、最終成績は9位とトップ10入りを果たしたが、年間ランキングを14位からひとつ下げ15位となった。
DPワールドツアーも残り試合はあと1試合で、シーズン最終戦「ツアー選手権」のみとなった。この大会には、ローリー マキロイ、ジョン ラウム、ビクター ホブランド、マット フィッツパトリックら欧州出身の米PGAツアーで活躍するトップ選手がこぞって出場するため、久常がこの試合で年間ランキングの順位をあげることは非常にむずかしいかもしれない。
ただ久常は、DPワールドツアー来シーズンのツアーカードは優先順位の高いものを手にしているので、大きな大会にも出場することが可能で来シーズンの活躍に期待したい。