米LPGAは16日、2024年の年間ツアースケジュールを発表した。
試合数は33試合。その賞金金額の合計は1億1650万ドル(174億7500万円、1ドル150円換算)で、今年より1520万ドル増額された。また、メジャー大会を含む16試合において、大会賞金総額が300万ドル(4億5000万円、1ドル150円換算)を超えることになった。
参考までに、今週開催される日本女子ツアーの「エリエール レディースオープン」の賞金総額は1億円で、男子の高額賞金大会「ダンロップ フェニックス」の賞金総額は2億円である。
スケジュールの中には、パリ オリンピックとソルハイム カップが含まれている。ソルハイムカップ(女性版ライダーカップ)は2年に一度開かれる大会で、ことし開催されたが、隔年の調整のため来年も開催される。
先月日本で開催された「TOYO日本クラシック」は、来年も10月31日から11月3日までの日程で開催される。開催コースは茨城県の太平洋クラブ美野里コースから滋賀県の瀬田ゴルフコースに移るが、このコースは2年前の大会でも使用されている。
「TOYO日本クラシック」で優勝し、米LPGAツアーの出場権を得た稲見萌寧は、来シーズンアメリカツアーに挑戦するという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a7c26608e325b413a768fb101432a90f428bca8
そのとき稲見選手には、身に着ける服についているスポンサーのロゴに、ぜひ注意を払ってもらいたい。メインスポンサーと思われる楽天については、帽子の大きなRのマーク、腕についているRakutenのロゴはアルファベット表記なので、米ツアーでも問題ない(楽天がアメリカでビジネスを展開して、知名度を上げる必要があるのかどうかは別にして)。しかし、日本生命など日本語で表記されているスポンサー名ははずすか、アルファベットを使用してほしい。英語圏でプレーする場合、日本語で書かれたものを身つけると、ファンを含め周囲に人には内容が理解できないため、けっして好感をもたれることはないからだ。以前、金谷拓実選手が海外でプレーする際に以下のようなブログを書いた。ご一読願いたい。