ルークドナルド 2025年のライダーカップもキャプテン続投

2年に1度欧州出身の男子プロとアメリカの男子プロがチーム戦で戦う「ライダーカップ」は今年9月(9/29―10/1)、イタリアのローマ近郊のコースで開催された。欧州チームが16.5対11.5の大差で勝利をおさめたが、その勝ったチームを率いたルーク ドナルド(45歳)が、次の2025年の大会もキャプテンを務めることが決まった。

Golfweekのサイトより

欧州チームのキャプテンが2大会続けて指揮をとることはめずらしく、1995年以来のこととなる。また、もしドナルドが2年後の大会で連勝するとそれは1985年、87年の大会を勝利に導いたトニー ジャクリン以来38年ぶりの快挙となる。

ことしの大会のもともとのキャプテンは、スウェーデンのヘンリック ステンソン(47歳)に決まっていたが、ステンソンがLIVゴルフに移籍しキャプテンの職を解かれたため、急きょドナルドがキャプテンになった経緯がある。

2025年の大会は、アメリカ ニューヨーク州にあるベスペイジ ブラックコースで開催される。アメリカチームへは地元ファンの熱狂的な声援が送られるが、欧州チームにはひどいヤジが飛ぶ。そんなアウェイの雰囲気のなかで、ドナルドが果たして連勝できるか、注目である。