世界中でプレーされるゴルフのルールを統括するR&AとUSGAが、ボールの飛距離に規制をかけようとしている動きについて、以前からこのブログでフォローしてきている。
https://worldgolfinformation.com/2023/03/15/
https://worldgolfinformation.com/2023/06/02/
R&A, USGAが導入しようとしているローカルルールのかたちをとった規制は、プロとトップレベルのアマチュアの大会にのみ適用され、アマチュアは今回の規制からは除外され、2026年1月1日より実施されるというものだ。
ゴルフウェブサイトによると、R&AとUSGAが来週(12/4~)この問題について何らかの発表を予定しているようだ。漏れ伝わってくるその内容は、どうもこれまで除外してきたアマチュアプレーヤーも規制の対象に入れ、すべてのゴルファーに対して適用されそうだというものである。
7月には米PGAツアーがこの規制ルールには従わないと表明した。R&AとUSGAにとっては、一番規模が大きく最高のステージである米PGAツアーが反対の立場に立ったことはまったくの誤算だったようで、他のツアーなどに追随されては、R&A、USGAの権威がゆらいでしまうことになりかねない。なので、アマチュアからプロまですべての選手に適用されるルール(ローカルルールではなく)として導入しようとするのかもしれない。
来週のR&A、USGAの正式発表に注目である。