米PGAツアーのQスクール(最終予選会)が、フロリダ州にある2つのコースを使用して現地時間の14~17日の日程で開催される。
この大会で5位までに入った選手には、2024年1月からスタートする来季の米PGAツアーのツアーカードが与えられる。米PGAツアーのQスクールは2012年におこなわれたのを最後におこなわれなかったが、今年11年ぶりに復活した。
先月開催された日本ツアー「三井住友VISAマスターズ」終了時点で、賞金ランキング1位にいた中島啓太にこの試合に出場する資格が与えられたため、彼はこの試合に出場し、米PGAツアーカードの獲得をめざす。日本人選手として小平智も出場する。
168名の選手が出場し、2つのコースを2ラウンドずつ計4ラウンドプレーして勝敗をきめる。途中でカットはおこなわれず、第2、第3ラウンド終了時に順位に従った組み合わせに変更される。
中島選手のようにこれから米PGAツアーをめざして出場する選手もいれば、昨シーズンの成績が振るわずツアーカードを失って再挑戦に挑む選手もいる。再挑戦組の選手の中には米PGAツアーで優勝経験があるスコット ピアシーやアダム ロングらもいて、中島選手にとって競争は非常に厳しいものになりそうだ。
その上、天気予報によると大会期間中天候がよくなく、強風とにわか雨が予想されている。首位の選手から大きく離されてしまい、上位にあがる可能性がなくなった選手が途中棄権するケースも多くみられそうだ。