米PGAツアー 33年ぶりの偉業?

現在、日本の時間は1月22日午前7時。アメリカ カリフォルニア州で米PGAツアーの「アメリカン エキスプレス」の最終日のプレーがおこなわれており、最終組がバックナインをプレーしている。

3日目を終えて2位の選手に3打差をつけて首位に立ったのは、アマチュアでアラバマ大学2年生のニック ダンラップ(20歳)である。この大会にはスポンサー推薦で出場している。

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まだ20歳であるが、昨年の「全米アマチュア」のタイトルを獲得した逸材で、2021年には「全米ジュニアアマ」のタイトルもとっており、この2つのタイトルを過去に手にしたことがあるのはタイガー ウッズのみである。

そのタイガーも成しえなかった偉業を、ランラップは今達成しようとしている。それはアマチュアとして米PGAツアーの大会に優勝するということである。

これは初めてのことではなく、アマチュアとして米ツアーで優勝した選手はこれまで7人いて、最後に優勝を決めたのはLIVゴルフに移籍したフィル ミケルソン(53歳)である。彼が1991年に「ノーザンテレコムオープン」にアリゾナ州立大学の学生のときに優勝している。

ダンラップによって米PGAツアー33年ぶりの快挙が達成されるかどうか、大いに注目である。